
果物
中程度の根拠グアバ
インドの学校給食で7か月行われた試験です。ヘモグロビンが上がり貧血が減りました。ところがこの試験が主要評価項目として前もって定めていた貯蔵鉄は、有意に増えませんでした。何が起きて何が起きなかったのかを分けて読む必要があります。
グアバの試験が組み合わせたものをそのまま移した一杯です——ビタミンCの多い果物と、植物性の鉄を持つ豆。ただしその試験の主要評価項目だった貯蔵鉄は増えませんでした。
2 人分30 分

レンズ豆は冷水で洗い、水400mlと一緒に15〜18分煮ます。形が残りつつ指で押すとつぶれれば出来上がりです。
水を多く取らないでください。 ゆで汁を捨てると水溶性ビタミンが一緒に出ていきます。400mlならほぼ吸われます。
そのあいだフライパンにオリーブ油を引き、玉ねぎを3分炒めます。
おろしにんにくとクミンパウダーを入れて30秒炒めます。クミンは油に触れてはじめて香りが立ちます。
ほうれん草を入れて蓋をし1分だけ置きます。しんなりしたらすぐ火を止めます。長く加熱すると葉酸が減ります。
ゆでたレンズ豆をボウルに入れ、炒めた野菜をのせて塩とこしょうで味を調えます。
グアバは皮ごと洗って2cm角に切ります。 皮をむかないでください——ビタミンCがそこに集まっています。
グアバを最後にのせ、レモン汁を回しかけます。 加熱しません——ビタミンCは熱に弱い。
このボウルは2024年の試験の構造をそのまま移したものです。
2024年《The Journal of Nutrition》。 インド・ハリヤーナー州の6〜10歳の児童200人に7か月間、学校給食を提供しました。
鉄の量はほぼ同じで、違うのはビタミンCだけでした。
結果を正確に移します。
| 指標 | 結果 |
|---|---|
| 貯蔵鉄(主要評価項目) | p=0.197——有意でない |
| ヘモグロビン | 3.7g/L多く上昇(p=0.001) |
| 貧血の有病率 | 51%多く減少(p=0.022) |
| 鉄欠乏性貧血 | p=0.087——有意でない |
主要評価項目を外しました。 論文の題がそれを書いています——貧血を減らしヘモグロビンを上げたが、貯蔵鉄はそうではない、と。
そしてその試験の対象は鉄欠乏が71%だった地域の子どもです。 鉄が足りている方がこのボウルを食べて同じことが起きると期待する根拠ではありません。
それでもこの組み合わせを作る理由は、原理のほうが確立しているからです。 ビタミンCが植物性の鉄の吸収を上げることは、その試験ひとつに寄りかかった話ではありません。
1人分の数字です。
| 1人分 | |
|---|---|
| レンズ豆60g(乾燥) | 210kcal、タンパク質15g、鉄4.0mg、食物繊維18g |
| グアバ75g | 51kcal、ビタミンC 171mg、食物繊維4.1g |
| ほうれん草50g | 12kcal、鉄1.4mg、葉酸97µg |
| オリーブ油・玉ねぎ・調味 | 約90kcal |
| 合計 | 約363kcal、鉄5.4mg、ビタミンC171mg、食物繊維23g |
ビタミンC 171mgが試験の170mgとほぼ同じです。 偶然ではなく、そう合わせました。
食物繊維23gは1日基準値の82%です。 ふだん繊維が少なめの方は半分から始めてください。急に増やすとお腹が苦しくなります。
グアバを加熱しない理由。 ビタミンCは熱に弱く水に溶けます。 煮ればかなりの部分が消え、そうなるとこのボウルの目的自体がなくなります。最後に生でのせてください。
皮をむかない理由。 ビタミンCと食物繊維が皮とそのすぐ下に集まっています。よく洗って皮ごと切ればよい。
レンズ豆のゆで水を少なく取る理由。 たっぷりゆでて捨てると、水溶性ビタミンとミネラルの一部が水と一緒に出ていきます。400mlなら15〜18分後にはほぼ吸われます。
ほうれん草を1分だけ加熱する理由。 葉酸は熱と水に弱い。しんなりする瞬間が終わりです。
茶とコーヒーはこの食事から離してください。 タンニンが鉄の吸収を妨げます。 食後のコーヒーが習慣なら1時間ほど空けてください。これはこのボウルの目的と正面からぶつかる習慣です。
グアバがなければ。 キウイ(92.7mg)、いちご(58.8mg)、オレンジ(53.2mg)で代えられます。同じビタミンC量に合わせるにはグアバより多く必要です。
鉄欠乏と診断されたなら、このボウルで解決する計画を立てないでください。 食事は補助であり、診断された欠乏は主治医の処方に従う問題です。