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えごま油と海苔のおにぎり

火をまったく使わないレシピです。えごま油を加熱せずに使うもっとも簡単な方法で、冷ましたご飯を使うのにも理由があります。

2 人分10 分

えごま油と海苔のおにぎり

材料

作り方

  1. 玄米ごはんを炊いて粗熱を取ります。 熱いご飯にえごま油を入れると香りが飛びます。

  2. 焼き海苔4枚を手で細かくちぎります。 はさみより手がよい——大きさが不揃いなほうが食感が立ちます。

  3. ボウルにご飯とえごま油大さじ1と1/2、しょうゆ小さじ1、塩を入れ、しゃもじで切るように混ぜます。練ると米粒がつぶれます。

  4. ちぎった海苔といりごまを指でひねりながら入れ、軽く混ぜます。

  5. 手を水でぬらし、一口大に握ります。 強く握らないでください。

調理のコツ

このレシピの要点は、火を使わないことです。

えごま油は加熱してはいけません。 えごま油のαリノレン酸は二重結合が三つあり、よく使う食用油のなかでもっとも酸化しやすく、発煙点も低い。チャーハンに使えば香りもALAも一緒に失われます。

おにぎりはえごま油を使うもっとも正直な方法です。 どこにも火がありません。

ご飯を冷ます理由は二つです。

第一に、香りです。 えごま油の香りは揮発性です。炊きたての熱いご飯に注げば湯気と一緒に飛びます。粗熱を取ってからがもっともよく残ります。

第二に、レジスタントスターチです。 炊いたご飯を冷ますと一部のでんぷんがレジスタントスターチに変わります。小腸で消化されず大腸まで下り、食物繊維のように振る舞います。このサイトの炭水化物の項目に書いた現象です。冷ましたご飯で作るおにぎりは、この点で炊きたてより上です。

玄米を使う理由。 白米より食物繊維、マグネシウム、ビタミンB1、セレンが多い。ただし米はほかの穀物より無機ヒ素を多く取り込み、ヒ素は糠に集まるので玄米に多い。 洗ってたっぷりの湯でゆで、湯を捨てれば減ります。一つの穀物だけを繰り返さないほうが安全です。

混ぜるとき練らないでください。 しゃもじを立てて切るように混ぜます。練ると米粒がつぶれて餅のようになります。握るときも強く握らないでください——形がまとまれば十分です。

海苔を手でちぎる理由。 はさみで切ると大きさが揃って食感が単調になります。手でちぎれば大小が混ざって噛む楽しさが出ます。

いりごまをひねって入れる理由。 皮が割れてこそ香りが出ます。丸のままではかなりの部分が消化されずに出ていきます。

1人分の数字です。

1人分
玄米ごはん160g197kcal、食物繊維2.6g、マグネシウム62mg
焼き海苔2枚約10kcal
えごま油大さじ3/4約93kcal
いりごま大さじ1/2約26kcal
合計約326kcal

ナトリウムに注意してください。 味付け海苔を使うと塩と油がすでに入っています。焼き海苔(味付けなし)を使って塩を自分で入れるほうが調節しやすい。

えごま油の保存を必ず守ってください。 小さい瓶で買い、開封したら冷蔵し、1〜2か月以内に使う。古びたにおいやペンキのようなにおいがしたら捨ててください。 酸敗したえごま油で作ったおにぎりは、ALAを食べる料理ではなく酸化した脂質を食べる料理になります。

お弁当にするとき。 えごま油は常温でも酸化が進みます。作った日のうちに食べてください。 夏は保冷剤と一緒に。

このレシピで使う食材

えごま油

油脂

初期の研究

えごま油

52人を12か月追った二重盲検試験で骨吸収の指標が下がりました。ただし測ったのは骨密度ではなくかかとの超音波で、参加者は52人です。

のり

魚介

初期の研究

のり

海藻のビタミンB12は長く「体が使えない類似体」と見なされてきました。2024年のランダム化試験は違う結果を出しました。

玄米

穀物・豆

中程度の根拠

玄米

全粒穀物をよく食べる人で2型糖尿病が少ないという観察は一貫しています。ただしランダム化試験では血糖の指標がほとんど動きませんでした。

ごま

ナッツ・種実

栄養データ

ごま

丸ごとのごまのカルシウムは100gあたり975mgで牛乳を大きく上回ります。ところが皮をむいた白ごまは60mg台に落ちます。

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