
穀物・豆
初期の研究豆乳
2026年のネットワークメタ分析で、牛乳500mLを豆乳に替えると収縮期血圧が8.23mmHg下がりました。降圧薬1錠に匹敵する大きさです。ところが同じ論文の総評は「全体として差はほとんど観察されなかった」で、この数字の確実性は「低」です。
砂糖を入れずに甘みを出す——それがこの一杯の要点です。無糖・強化豆乳を使えば、1杯にタンパク質約8gとカルシウム約250mgがついてきます。
2 人分15 分

豆乳のパックを先に振ります。 強化カルシウムは水に溶けず底に沈んでいます。
鍋に豆乳400mlと塩ごく少々を入れ、中弱火で温めます。沸騰させないでください——豆乳は沸くと分離し、鍋底に焦げつきます。
縁から湯気が立ったらロールドオーツ80gを入れ、5〜7分混ぜながら煮ます。
シナモンは火を止める直前に入れます。長く煮ると香りが飛びます。
バナナは半分をつぶして混ぜ、半分は切って上にのせます。 つぶしたほうが甘みを出します。
くるみは乾いたフライパンで2分いり、手で割ってのせます。
5分おいてから召し上がってください。 オーツが残りの水分を吸ってとろみが出ます。
砂糖なしで甘みを作るのがこの粥の設計です。
三つの仕掛けが入っています。
第一に、つぶしたバナナ。 熟したバナナのでんぷんはかなりの部分が糖に変わっています。切ってのせるだけでは甘みがその場所に留まりますが、つぶして混ぜると粥全体が甘くなります。 半分ずつに分ける理由がこれです。
第二に、シナモン。 それ自体に糖はありませんが甘さの印象を作ります。 入れる時点が重要——長く煮ると香り成分が飛ぶので最後に入れてください。
第三に、塩ごく少々。 甘みをはっきりさせます。塩気を感じるなら入れすぎです。
1杯(2人分のうち1人分)の数字:
| 1人分 | |
|---|---|
| 豆乳200ml | タンパク質約5.7g、カルシウム約248mg、ビタミンB12約2.2µg |
| オーツ40g | 炭水化物とβ-グルカン |
| くるみ8g | 脂質の大半が不飽和 |
| バナナ1/2本 | カリウムと糖 |
豆乳とオーツ、くるみを合わせて1杯あたりタンパク質8g前後です。
無糖の豆乳を使う、というのが大事です。 加糖豆乳は200mlで糖類が10gを超える製品が珍しくありません。それを使えば「砂糖を入れていない」という言葉が意味を失います。 ラベルの糖類の行を見てください。
強化豆乳を使う、というのも大事です。 上の表のカルシウム248mgとビタミンB12 2.2µgは強化製品が基準です。強化していない豆乳にはこの二つがほとんどありません。 特にビタミンB12は大豆にもともと含まれていません。
パックを振る、というのは冗談ではありません。 炭酸カルシウムは水に溶けずパックの底にたまります。 振らずに注ぐと、ラベルのカルシウムの一部しか鍋に入りません。
沸騰させない理由。 豆乳のタンパク質は熱で固まり、分離して鍋底に焦げつきます。 縁から湯気が立つ程度でオーツを入れ、そのあとは混ぜ続けてください。
ロールドオーツを使う理由。 スティールカットは20分以上かかり、インスタントは5分で粥ではなく糊になります。ロールドオーツの5〜7分がこのレシピの質感です。
5分おく理由。 火を止めた直後は水っぽく見えます。オーツが残りの水分を吸ってとろみが出ます。 火にかけたまま濃くすると、冷めてから固くなりすぎます。
大豆アレルギーがある方にはこのレシピは向きません。
血圧を期待して豆乳に替えるのなら豆乳の項目をお読みください。牛乳を豆乳に替えて血圧が8mmHg下がったという結果はありますが、その研究の確実性は「低」で、用量は1日500mLでした。