
ナッツ・種実
初期の研究松の実
松の実が食欲を抑えるという話の根拠は2008年の試験一つです。ところがその試験が与えたのは松の実ではなく、そこから取り出した脂肪酸3gを入れたカプセルであり、実際にどれだけ食べたかは測っていません。
松の実粥はダイエット食ではありません。病後の回復期に出していた料理であり、その理由がまさに熱量です——1杯で約300kcalが少ない量で入ります。
2 人分40 分

玄米は洗って最低4時間、できれば一晩水に浸けます。夏は冷蔵庫へ。
松の実はとんがり帽子を取ります。 尖った端の茶色い部分は渋みが出ます。
浸けた玄米を水200mlとともにミキサーにかけて細かくし、ざるで一度こします。
松の実は水200mlと別にかけます。米と一緒にかけると油が出て分離しやすい。
鍋に米と残りの水400mlを入れ、中弱火で混ぜ続けながら炊きます。底が焦げつきやすい。
米が透き通ってとろみがついたら(約20分)火を弱め、すりつぶした松の実を入れます。 最後に入れてこそこくが残ります。
あと5分だけ混ぜて塩で味を調えます。松の実を入れてから長く煮ると油が分離します。
松の実粥を紹介する文章はたいてい「消化がよい」から始まります。このレシピは別のところから始めます——熱量です。
松の実粥は古くから病後の回復期の人、産後の女性、食欲のない高齢者に出してきた料理です。そしてそれがこの料理の設計意図です。 少ししか食べられない人に、少ない量で熱量と脂質を入れるためのものです。
1人分の数字を見てください。
| 1人分 | |
|---|---|
| 松の実25g | 168kcal、脂質17.1g |
| 玄米40g | 約148kcal |
| 合計 | 約316kcal |
1杯で316kcalです。 粥は水分が多く軽そうに見えますが、松の実25gが入った時点で軽い料理ではありません。
これを欠点として書いているのではありません。 食欲がない、噛むのがつらいという状況で少ない量で熱量を入れることは、まさに必要な機能です。ただし体重を減らしたい人が朝食に食べる料理ではありません。
「松の実が食欲を抑える」という話をご覧になったなら、松の実の項目をお読みください。根拠となる2008年の試験は松の実ではなく、そこから取り出した脂肪酸3gを入れたカプセルで行われ、実際にどれだけ食べたかは測っていません。 松の実粥を食欲抑制の目的で召し上がることに根拠はありません。
松の実を別にかける理由。 松の実は脂質が68%です。米と一緒に長くかけると油が出て粥が分離します。 別にかけて最後に入れれば、香りとなめらかさの両方が残ります。
最後に入れる理由も同じです。 松の実の香り成分は揮発性で、多価不飽和脂肪酸は熱に弱い。入れてから5分で十分です。
玄米を使う理由。 伝統的な松の実粥は白米で作ります。玄米を使うと食物繊維が増え、質感が粗くなります。 回復期の人向けなら白米が合い、普段の食事なら玄米がよい。玄米は必ず長く浸けてください——ぬか層が水を吸うのが遅いからです。
ざるでこす理由。 ミキサーにかけた米には粗い粒が残ります。こすと粥の質感ががらりと変わります。 ひと手間かける価値があります。
「混ぜ続ける」は誇張ではありません。 米のでんぷんは底に沈んで焦げつき、一度焦げると鍋全体が焦げ臭くなります。中弱火で木べらで底をこすりながら混ぜてください。
塩は最後に。 はじめから入れると米がほぐれるのを妨げます。小さじ1/4(ナトリウム約290mg、2人分なら1人145mg)で十分です。 足りなければ食べる直前に各自で調整を。
松の実を食べて1〜3日後に口が苦い、金属の味がするならパインマウスかもしれません。松の実の項目にまとめてあります。証明された治療法はなく、やめれば概して治まります。
残った粥は固くなります。 温め直すとき水を少し足して混ぜてください。