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松の実粥

松の実粥はダイエット食ではありません。病後の回復期に出していた料理であり、その理由がまさに熱量です——1杯で約300kcalが少ない量で入ります。

2 人分40 分

松の実粥

材料

  • 松の実50g(大さじ5ほど)
  • 玄米80g(浸ける前)
  • 水800ml
  • 塩小さじ1/4

作り方

  1. 玄米は洗って最低4時間、できれば一晩水に浸けます。夏は冷蔵庫へ。

  2. 松の実はとんがり帽子を取ります。 尖った端の茶色い部分は渋みが出ます。

  3. 浸けた玄米を水200mlとともにミキサーにかけて細かくし、ざるで一度こします。

  4. 松の実は水200mlと別にかけます。米と一緒にかけると油が出て分離しやすい。

  5. 鍋に米と残りの水400mlを入れ、中弱火で混ぜ続けながら炊きます。底が焦げつきやすい。

  6. 米が透き通ってとろみがついたら(約20分)火を弱め、すりつぶした松の実を入れます。 最後に入れてこそこくが残ります。

  7. あと5分だけ混ぜて塩で味を調えます。松の実を入れてから長く煮ると油が分離します。

調理のコツ

松の実粥を紹介する文章はたいてい「消化がよい」から始まります。このレシピは別のところから始めます——熱量です。

松の実粥は古くから病後の回復期の人、産後の女性、食欲のない高齢者に出してきた料理です。そしてそれがこの料理の設計意図です。 少ししか食べられない人に、少ない量で熱量と脂質を入れるためのものです。

1人分の数字を見てください。

1人分
松の実25g168kcal、脂質17.1g
玄米40g約148kcal
合計約316kcal

1杯で316kcalです。 粥は水分が多く軽そうに見えますが、松の実25gが入った時点で軽い料理ではありません。

これを欠点として書いているのではありません。 食欲がない、噛むのがつらいという状況で少ない量で熱量を入れることは、まさに必要な機能です。ただし体重を減らしたい人が朝食に食べる料理ではありません。

「松の実が食欲を抑える」という話をご覧になったなら、松の実の項目をお読みください。根拠となる2008年の試験は松の実ではなく、そこから取り出した脂肪酸3gを入れたカプセルで行われ、実際にどれだけ食べたかは測っていません。 松の実粥を食欲抑制の目的で召し上がることに根拠はありません。

松の実を別にかける理由。 松の実は脂質が68%です。米と一緒に長くかけると油が出て粥が分離します。 別にかけて最後に入れれば、香りとなめらかさの両方が残ります。

最後に入れる理由も同じです。 松の実の香り成分は揮発性で、多価不飽和脂肪酸は熱に弱い。入れてから5分で十分です。

玄米を使う理由。 伝統的な松の実粥は白米で作ります。玄米を使うと食物繊維が増え、質感が粗くなります。 回復期の人向けなら白米が合い、普段の食事なら玄米がよい。玄米は必ず長く浸けてください——ぬか層が水を吸うのが遅いからです。

ざるでこす理由。 ミキサーにかけた米には粗い粒が残ります。こすと粥の質感ががらりと変わります。 ひと手間かける価値があります。

「混ぜ続ける」は誇張ではありません。 米のでんぷんは底に沈んで焦げつき、一度焦げると鍋全体が焦げ臭くなります。中弱火で木べらで底をこすりながら混ぜてください。

塩は最後に。 はじめから入れると米がほぐれるのを妨げます。小さじ1/4(ナトリウム約290mg、2人分なら1人145mg)で十分です。 足りなければ食べる直前に各自で調整を。

松の実を食べて1〜3日後に口が苦い、金属の味がするならパインマウスかもしれません。松の実の項目にまとめてあります。証明された治療法はなく、やめれば概して治まります。

残った粥は固くなります。 温め直すとき水を少し足して混ぜてください。

このレシピで使う食材

松の実

ナッツ・種実

初期の研究

松の実

松の実が食欲を抑えるという話の根拠は2008年の試験一つです。ところがその試験が与えたのは松の実ではなく、そこから取り出した脂肪酸3gを入れたカプセルであり、実際にどれだけ食べたかは測っていません。

玄米

穀物・豆

中程度の根拠

玄米

全粒穀物をよく食べる人で2型糖尿病が少ないという観察は一貫しています。ただしランダム化試験では血糖の指標がほとんど動きませんでした。

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