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睡眠:このサイトで食品側の根拠が最も薄い分野です

メタ分析まで届いたのはアシュワガンダとカモミールの二つだけで、残りは小規模です。しちめんちょうとトリプトファンの話は数字が合いません。

このページは診断や治療のためのものではありません。食べ物が薬の代わりになることはありません。治療を受けている方は、食事を大きく変える前に主治医に相談してください。

どんな状態か

眠りは脳が休む時間ではなく、別のやり方で働く時間です。夜のあいだ、浅い眠りと深い眠り、レム睡眠が90分ほどの周期で繰り返されます。眠りを司る信号で最もよく知られているのがメラトニンで、暗くなると増え、光を浴びると減ります。睡眠の質、寝つくまでの時間、途中で起きる回数はそれぞれ別の指標であり、研究によって何を測ったかが違います。

根拠はどこまで来ているか

正直に書くと、この主題はこのサイトで食品側の根拠が最も薄い分野です。 161の食材のうち睡眠の結果があるのは八つで、そのうちメタ分析まで届いたのは二つだけです。

アシュワガンダは二つのメタ分析が同じ方向を指しています。 ただしこれは買い物ついでに手に取る食材ではなく、カプセルや粉末で流通する生薬に近いものです。

カモミールには但し書きが付きます。 睡眠の質は良くなりましたが、不眠症そのものについての結果ではありませんでした。 よく眠れている人がもう少しよく眠ることと、不眠症が良くなることは別の主張です。

タルトチェリーには他の果物にないものがあります。メラトニンです。 濃縮ジュース7日で総睡眠時間と睡眠効率が増えました。ただし規模は小さく、使われたのは果物ではなく濃縮液です。

レタスの睡眠試験は抽出物のカプセルと種で行われたもので、 サラダにするレタスではありません。

そして逆の結果が二つあります。 寝る前のカゼインは眠りを良くしませんでしたし、しちめんちょうとトリプトファンの話は数字が合いません。 効果が報告された用量は1gですが、しちめんちょう100gに含まれるのは0.252gです。四倍近く足りません。祝日に眠くなるのは鳥のせいではなく、食事の量のせいである可能性が高いです。

確認された根拠

食材アーティクルの効能項目をそのまま引いたものです。等級の高い順で、効果がなかった結果や逆方向だった結果も併せて載せます。

  1. 中程度の根拠アシュワガンダ

    睡眠と不安——二つのメタ分析が同じ方向です[1][2]

  2. 睡眠の質は良くなった——不眠症ではない[3]

  3. 就寝前のカゼインは睡眠を良くしなかった[4]

  4. 濃縮ジュース7日:総睡眠時間と睡眠効率が増えた[5]

  5. 初期の研究キウイ

    睡眠の質の研究に登場する[6]

  6. 初期の研究レタス

    睡眠の試験はあります——ただし抽出物カプセルと種子です[7][8]

  7. 初期の研究なつめ

    睡眠と鎮静に関する伝統的用法がある[9]

  8. 確認されていない七面鳥

    トリプトファンで眠くなるという話——有効用量は1g、七面鳥100gは0.252g[10]

食べ物でできることとできないこと

食品より先に手をつけるべきものがはっきりしています。

睡眠で効果の大きい介入は食品ではありません。起きる時刻を一定にすること、寝る前の光を減らすこと、カフェインの最後の時刻を早めることが、この一覧のどれよりも大きいです。カフェインの半減期はおおむね5時間ほどなので、午後3時のコーヒーは夜まで残ります。

  • アシュワガンダは食材ではなくサプリメントです。 妊娠中・授乳中や甲状腺疾患、自己免疫疾患がある場合は避けるよう案内が付きます。鎮静作用のある薬と重なることがあります。
  • カモミールはキク科です。よもぎやブタクサのアレルギーがある方は注意が必要です。ワルファリンとの相互作用の報告もあります。
  • メラトニンのサプリメントは国によって医薬品と健康食品に分類が分かれます。タルトチェリーに含まれていることと、サプリメントを飲むことは別の話です。
  • いびきがひどい、寝ているあいだに息が止まると言われたことがある場合は、睡眠時無呼吸を疑ってください。 食べ物で扱う問題ではなく、放っておくと血圧と心臓に負担が積み重なります。
  • 眠れない夜が週3回以上、3か月を超えて続くなら不眠症の基準に入ります。受診してください。

このページは診断や治療のためのものではありません。

あわせて読む栄養素

出典

栄養の数値と健康に関する記述が依拠しているデータベースと保健機関です。

  1. 1Effect of Ashwagandha (Withania somnifera) extract on sleep: A systematic review and meta-analysisメタ分析Cheah KL, et al. PLoS One 2021PMID 34559859
  2. 2Safety and efficacy of Withania somnifera for anxiety and insomnia: Systematic review and meta-analysisメタ分析Fatima K, et al. Human Psychopharmacology 2024PMID 39083548
  3. 3Therapeutic efficacy and safety of chamomile for state anxiety, generalized anxiety disorder, insomnia, and sleep quality: A systematic review and meta-analysis of randomized trials and quasi-randomized trialsメタ分析Hieu TH, et al. Phytother Res 2019PMID 31006899
  4. 4Presleep Whey but Not Casein Protein Ingestion Improves Sleep Quality After Resistance Exercise When Compared With an Isocaloric Control in Resistance Trained Individuals臨床試験Aussieker T, et al. Int J Sport Nutr Exerc Metab 2026PMID 42413910
  5. 5Effect of tart cherry juice (Prunus cerasus) on melatonin levels and enhanced sleep quality臨床試験Howatson G, et al. Eur J Nutr 2012PMID 22038497
  6. 6Acute effects of fresh versus dried Hayward green kiwifruit on sleep quality, mood, and sleep-related urinary metabolites in healthy young men with good and poor sleep quality臨床試験Kanon AP, et al. Front Nutr 2023PMID 36998905
  7. 7Sleep Promoting Effects of Lettuce (Lactuca sativa L.) Extracts in Korean Adults with Poor Sleep Quality: A Randomized, Double-Blind Placebo-Controlled Trial臨床試験Son K, et al. Nutrients 2025PMID 40647280
  8. 8Double-blind randomized placebo-controlled trial on efficacy and safety of Lactuca sativa L. seeds on pregnancy-related insomnia臨床試験Pour ZS, et al. Journal of Ethnopharmacology 2018PMID 30172900
  9. 9Comparison of the sedative and hypnotic effects of flavonoids, saponins, and polysaccharides extracted from Semen Ziziphus jujube動物・試験管研究Jiang JG, et al. Nat Prod Res 2007PMID 17479419
  10. 10The impact of tryptophan supplementation on sleep quality: a systematic review, meta-analysis, and meta-regressionメタ分析Sutanto CN, Loh WW, Kim JE Nutrition Reviews 2022PMID 33942088

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